2007.01.25 Thu | 『GHOST IN THE SHELL』を見ました。 |
今日も露店放置をしてました。 今日は、売り露店を出してました。 最近は、メアの素材を買い取りしつつ、ゲットしたアイテムを売って、素材集めの資金にしつつ。 っていう感じで、売りと買いの露店を交互にやってたりします。 そんなわけで、今日は、売り露店を出してました。 さてさて、この前の週末に「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の DVDを見てました。 (ずいぶん前の映画ですけども、今更ながら、初めて見ました。) どこまでが「人」で、どこからが「キカイ」なのか。 興味深いテーマですね。 最近の生物学の潮流は、「個体は遺伝子の乗り物にすぎない」という、ドーキンスの唱えた「利己的な遺伝子」の考えを元とした理論が支配的である。 そう。 生物個体は、次の世代に、遺伝情報を受け渡しするための入れ物にしかすぎないのだ。 そして、その入れ物が、「人」なのか。「キカイ」なのか。 果たして、その違いに、意味があるのか。 オリジナルの遺伝情報と、コピーの遺伝情報。 果たして、その違いは、どこにあるのか。 と、まぁ、そんなお話ですね。 ちょっと違いますけど。^^;;; この話を、むりやりリネにつなげると、リネの世界に存在する『高見ゆき』は、ただのデータでしかないんだけども、でも、それって、ホントに、ただのデータなの?? ってね。 『高見ゆき』が、リネの世界に生まれて、もうすぐ 3年。 ただのデータなら、「生まれて」なんて表現はふさわしくないんでしょうけども、『高見ゆき』は、リネの世界で立派に生きてるんですよね。 もちろん、リアルの私の中にも。 リネの中では、『私』だから。 それに、リネの中で出逢ったみんなは、データじゃないですし。 にじさん、猫さん、よりさん、シエさん。 前は、ちっちゃなクランだったけど、そのときにステキなみんなに出逢えたことが、今、こうして、さらに多くのステキな出逢いにつながってるんだと思うんですよね。 この気持ちは、決してデータじゃないですし。 ........ものすごく技術が発達して、人間の感情のようなものすらキカイが模倣できるようになっている時代だったとしたら。 否。 私たちは、リネは、MMOだと思って、遊んでいるけれど、実は、NCが、ものすごーーーく優れた AIの技術を持っていて、PCだと思って接しているキャラ、すべてが、プログラムされたシステムであったり......... なーんてね(笑)。 たまには、こんな話もいいかな、と思って書いてみました。 最後に、こんな話も。 夢に胡蝶と為る 昔者、荘周、夢に胡蝶と為る。 栩栩然(くくぜん)として胡蝶なり。 自ら喩しみ、志に適へるかな。 周なるを知らざるなり。 俄然として覚むれば、則ち遽遽然(きょきょぜん)として周なり。 知らず、周の夢に胡蝶と為れるか、胡蝶の夢に周と為れるか。 周と胡蝶とは、則ち必ず分有らん。 此を物化と謂ふ。 (荘子) | |