高見ゆき日記
2007.02.08 Thu「ワンキャラオンリー」の意味。その3
今日もグルーディオで買い取り露店をしてました。

夜は、今週末の攻城戦に向けて、各お城の布告状況を確認しに行って、攻城戦の登録をしてきました。
今週末は、オーレン攻撃。アデン防衛。っていう感じになると思います。




一昨日からの続き。


組織の作り方として、「大きな組織」「強い組織」「固い組織」。
3つに分類してその方向性を確認する、と言う組織論も存在します。

その考え方では、「大きな組織」は、規模が大きいことが他の組織と戦う上で重要な要件になり、規模が大きいことが人を引きつける魅力になる。そういう組織に最適です。
「強い組織」というのは、ある一つの目的を達成するために集まった組織の運営に最適な方向で、組織の目的と、そこに集まってきたメンバーの目的が非常に近い場合に、その力を発揮します。
「固い組織」というのは、組織に所属することで安心感や、連帯感を生み、それが組織の力として発揮できるような組織形態の場合に最適な形態です。

これは、どれが一番優秀な形態、と言うものではなく、どれかに完全に分けられるものでもなく、その組織の存在目的によっても変わっていくものです。そして、その時々において、その形態も変える必要もあるでしょう。
変える必要があるタイミングで変えられなかった組織、変える必要がないのにむりやり変えようとしてしまった組織、なんかは、衰退していくんでしょうね。


分類するならば、
大手の戦争クランは、「大きな組織」が最適な形態でしょう。
新興勢力の戦争クランは、「強い組織」が最適な形態でしょう。

そして、私が目指しているのは、どちらとも違う「固い組織」なんだと思います。


「お城を取る」それは目標ですけども、それを目的として集まったわけではないんですよね。
リネを楽しみたい。それが目的。
そして、城ゲタにいることが楽しくて、好きだから、そこにいたい。だからこそ、もっともっと城ゲタをよくしていきたい。そう思ってもらえることが、クランの成長につながり、クランが強くなっていく原動力になっていく。
そうあって欲しい。みんながそう思ってもらえるクランにしたい。
そう思うからこそ、クランのみんながより所にできる、一つの明確なメッセージが必要だったのだと思います。

それが、「ワンキャラオンリー」というアイデンティティ。なんでしょうね。



ちなみに、私、「戦争クラン」っていう言葉を好きになれないんですよね。
「戦争」って言う言葉も。「戦争クラン」って言われることも。

ただ言葉遊びなのかもしれませんけども。



かつて、クランを「家」と表現したこともありました。
クランは、何かをやるための「組織」なんじゃなくて、みんなのよりどころ。帰ってくるところだから。そんな想いがあったから、そこは「家」なんです。って。
そこにいることが大切なことで、みんなは家族みたいなもの。そんな想いを込めての表現でした。

クランは、組織なんじゃなくて、コミュニティなんです。って表現したこともありました。
それも、想いは同じようなことなんですよね。


クランを「組織」って感じで考えるのであれば、会社みたいに、多少の価値観が違えど、その目的のために、組織の中で一緒に戦っていくってこともできたりしますけども、「家」って考えるなら、みんなは家族なんだから、家族になるんであれば、できるだけ、価値観は同じ方がいいな。って。




「盟主」は、何をするべきか。
このことについてもよく考えていたりします。

これに対しての私の答えは、「何もしないこと。」
正確には、「何もしていないように見えること。」かな。

クランの目的が、楽しむこと。であり、クランを「家」に例えるようなクランであるからこそ、盟主には、盟主らしくないことが必要なんだろうな。って事を思っています。

平常時は、あくまでも陰なる存在で、誰が盟主か、なんて分からなくても構わない。
いざって言うときだけ、決断できればいいんじゃないかな、ってね。

クランは、みんなのものだから、みんなが楽しむところだから、それを維持するのが私の役目。そこで何をするか、は、みんなで決めていけばいいこと。
そう思っているんですよね。


でも、これは、クランをどんなものとして位置づけるかによって、変わってくるものでしょうね。

強い組織を目指すのであれば、明確なビジョン、目標を提示して、引っ張っていくような盟主の方がふさわしいわけで、私のようなスタンスでは、組織を保つことは難しいでしょうね。
現状でも、私の言動が、物足りない、指導力がない、と思っている方もいらっしゃるようですけども、それは、クランの位置づけが若干違うからなのかもしれないですね。

もっとも、本来すべき決断をできていない場合もあって、ホントに指導力が足りない場面も多々あるわけですけども。



再び続く。

※ここの日付は、寝るまでをその日、って事にしてます。つまりは、「12月31日27時」も「31日」です、って感じで。