高見ゆき日記
2009.06.10 Wed残存者利益
いつものように露店放置。



「残存者利益」と言う言葉があります。
生存競争を生き抜き、最後に残ったものが享受できる相応の利益のこと。

ようするに、生存競争で生き残れば、それはそれで利益のチャンスですよ。って言うことですね。


露店もどうやって収益を上げていくかって、いろいろな方法があるんですよね。

残存者利益に対する言葉としては、先行者利益。
とにかく、一番最初に参入して、一気に収益を上げるパターン。
リネだと、廃な方々が、アップデートが実装されると真っ先に新装備を作り出したり、装備やコア、図を販売していたりしますけども、それがまさに先行者利益ですよね。

廃な方々が、ものすごい高い装備を買うことが出来るのも、この先行者利益が得られるからなんですよね。
自らトップランナーに立つことで、高い装備を買っていきながらも、それについて来る利益で十分にまかなっていけるんでしょうね。
トップランナーだからこそ得られる権利ですよね。


で、トップランナーが切り開いた道を、その後に続く方々が続いていくことで、アイテム、装備も徐々に市場に出回るようになっていき、値段が徐々に下がっていくんですよね。(このあたりは、高付加価値、少数高利益、そんな状態ですね。)
そして、さらに一般の方までが進出していくようになると、アイテム自体も普及品として扱われるようになり、露天の数も増え、個々の露天の利益も減ってくるワケなんですよね。(このあたりになってくると、薄利多売。利益率より回転数。そんな状態ですね。)

あとは、需給のバランスで、値引き合戦が行われ、徐々に退場する露天商も出てくるワケなんですよね。
そして、残った露天商は、地味ながらもある一定量の利益を共有する形で落ち着いていくんですよね。
これが、残存者利益、って言うことですね。


このあたりは、リアルの製品なんかのライフサイクルと全く同じ動きをするんですよね。
どこで、どういう収益を上げていくか、それは自分のスタイルに合わせて選ぶ必要があるわけですね。

※ここの日付は、寝るまでをその日、って事にしてます。つまりは、「12月31日27時」も「31日」です、って感じで。