2007.07.13 Fri | プロローグ |
ここアデン大陸に漂流してはや数日が経った。。。 俺はある調査メンバーの一員として遥か南の大陸にある国「エリナ王国」を旅立った。。。 ある調査とは、「第13エリナ王国騎士団」の調査だ。 「エリナ王国」西側約200kmにある孤島「サンジュエル島」にてレッドドラゴン率いるモンスターを退治せよという命令を受けた「第13エリナ王国騎士団」が、出港してから2日目にいきなり連絡が取れなくなった。その消息を調査せよ。 という内容だ。 「第13エリナ王国騎士団」とは あらゆる戦闘のエキスパート達で組織されているエリート集団だ。 「エリナ王国」の中では「英雄」として称えられ、すべての面で優遇されている。 当然この騎士団に入るのは並大抵なことではない。 俺もこの騎士団に入りたくて、「第1エリナ王国初等警護団」に入団した。 父の背中を追いかけるように。。。 そう俺の父は「第13エリナ王国騎士団」のメンバーの一人だ。 優秀なタンカーとして数々の勲章をもらった父。 その父に憧れ幼少より厳しい訓練をしてきた。父は厳しかったが、訓練以外では家族思いの普通の父の顔になる。その父と他のメンバーが消息を絶った。。。 嵐に遭い船が転覆したのか。。。その当時は快晴で海は荒れてなかった。 ではモンスターに襲われたのか。。。その海域にはモンスターの存在は確認していない。(600年もの間の調査結果なので間違いは無い) では一体何があったのか。。。とりあえず調査団を結成し調査に向かうことになった。 そこで俺は真っ先に調査団に入りたくエリナ王16世に直談判しにいった。 高等警護団所属以上の者でなければ、騎士団及び調査団に入れないことになっているのだ。 しかもこの国では選ばれたものしか王に会えない決まりがある。会えるだろうか。。。 門番に話すとすんなり城に入れてくれた。「うん?なんか変だぞ。。。こうも簡単に入れるなんて。。。」王の間に近づくと。。。 「ようこそ、アインブロック。よく来てくれましたね。」 「エ、エリナ王様!私が来るのを分かってたのですか?」 「えぇ。分かっていました。あなたの父上がもしもの時はと言ってこれを。。。」 「これは?手紙?。。。!」 「あなたは、今から調査団の一員です!すぐに支度をして調査に向かいなさい!さぁ!行くのです!」 「エリナ王様!あ、ありがとうございます!それでは失礼します!」 そして俺は調査団のメンバーとして旅立った・・・ 続く PS 誤字脱字及び文の内容等おかしいと感じるかもしれませんがプロではないので許してね! | |